(1)ウクケースが壊れたので、購入する。
(2)バリーメードちゃんの弦の高さを低くする相談にのってもらう。
(3)なんかあまりにも頻繁に緩むバリーメードちゃんのペグについて、相談にのってもらう。
という3点を解決すべく、ついに、バリーメイドちゃんを購入したアコースティックスタジオさんに出かけてみた。
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相変わらず、渋谷は人が多いっす。。。。まさに「牛歩の歩み」でしか歩けない。
とにかく、お店に到着。店員さん、お忙しそうなんで、ちょっとウクレレみたりしてみる。
そうそう、そろそろローGのテナーが欲しくなってきたのよねぇ。。。っていろいろみてたら、下のほうにキレイな緑色のウクが。しかも、
「よかったら手にとってくださってもよくってよ。オホホ・・・」
的な高貴さを漂わせておるではないか。。。うー、こいつがすごく気になる。。。と思っていたところで、店員さんがこちらへ。
とりあえず、(2)について相談。
預けていかなきゃかなーと思っていたら、その場で調整できるってんで調整いただくことに。
調整中、これまた、キレイな緑色のウクが
「あーた、何を躊躇していらっしゃるの?手におとりなさい。」
と訴えるでないか。思わず手にとる。ちょっとだけ鳴らしてみる。
おーっ!やわらけーぜ!あんたの音色は!!!
なんてしているうちに、調整が完了。
いやはや、こんな少しばかりの調整なのに弦のビビリがないぜ。いやいや、調整とは重要なことかな。
と、感動したところで、ついでに(3)についてもきいてみる。
「ハワイで生産されるウクレレにはたいていこのペグがついているが、性能がよくないので、結構みなさん国産のペグに交換されますよ。」
とのこと。なら、交換しておくんなましとお願い。ギアペグのほうがいいのかとお聞きしたところ、
「いや、これだったら、ギアペグにする必要ないっすよ。むちゃくちゃまわした感じも滑らかなんで、後で触られるとびっくりしますよ。」
とのこと。かくしてペグも交換。
ペグの交換はさっきのより時間かかりそうなので、交換に入る前に、例のキレイな緑色のウクについてきいてみたところ、これが中古(前のバリーメイドちゃんも中古)のレイラニらしい。入荷したばかりで、まだ値段もつけてない。
店員さん曰く
「この作者は亡くなってしまったので、同じものを手にいれようと思っても、まず手に入らないんですよ。」
って。とにかく、しばらく触らせてもらう。
微妙に傷はついてるけど、そんな、今のバリーメイドちゃんだって、いまや、傷だらけのローラだよ。これほどの傷なんてなんのことはない。あんたは十分美しいよ。
姿、形も美しいが、音もなんて美しいんざんしょ。。。。
なんてポロポロやってる間にペグ交換完了。ペグをまわしてみる。
いやいや、今までのような弦によってばらついた感じもなく、微妙な調整もできるぜ!
滑らかだぜっ!
今までが信じられないほどのすばらしさである。いやはや、楽器の調整とはいかに重要なことかな!
それに感動しながらも、やはりキレイな緑色のレイラニちゃんが気になって気になって。こわごわ値段も聞いてみた。
うっ。。。高っ。。。
でも、テナー欲しいなぁ。他のお手ごろなの(Ponoとか)も見せてもらう。弾かせてもらう。でも、クレオパトラ(と勝手にここで名付けている。。。)に比べたら。。。比べちゃったら!!!
そうだよ、私はバーゲンにも行ってないぞ!しかも、ボーナスにもまったく手をつけてないじゃーないか!がんばればクレオパトラ買えるべ!
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かくして、クレオパトラちゃん購入。
「死ぬまで君を離さないぞ。いいだろぅ。」
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そうそう、懸案事項(1)のバリーメードちゃん用のウクケース、もちろんサービスでゲット。(修繕費の一部も)
かくして、全ミッションコンプリートでげす。
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クレオパトラちゃんでは名前が長すぎるので、短く「クレオ」と呼ぶことにしました。
帰宅してから、撮影タイム。まさに気分はアラーキー。
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もともと今日は録音する気がなかった(別ネタの予定だった。。。)のですが、クレオちゃんをどうしても弾いてみたくなり。
さすがギアペグ(のせいなのかな???)、チューニングも繊細だ!
何から何まで繊細ちゃんなクレオちゃんにはあんまりジャカジャカは似合わなさそうなので、ローGにあいそうなこの曲を。。。。ってなんとなく弾き始めたら、難しいじゃん!
弾き手が悪くて、クレオちゃんのやわらかさが伝わらないっす。。。でも、明らかにバリーメイドちゃんのカリっとした感じとは対照的な音っす。
トロイメライ - Robert Schumann (2008/02/11録)
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なんか、クレオちゃんのおかげで、ウクレレソロ練習する気が湧き上がってきたっ!